人生に疲れた40代へ｜どん底から這い上がるために必要なこととは？

それもそのはず、40代は仕事や家庭において、若い頃とは違った苦労が一気に押し寄せてくる年代です。

心身ともに疲れてしまって、これからどうやって生きていこうか迷い始めてしまっている人のために、この記事では、以下のことについて解説していきます。

気持ち新たに40代からの人生を前向きに変えていくためにも、ぜひ最後までご覧ください。

そもそもなぜ40代で人生に疲れてしまうのか？

40代は人生の折り返し地点とも言われ、多くの人が人生に疲れを感じる時期です。

一体どんな原因で人生に疲れてしまうのか、3つの理由から詳しく解説していきます。

なぜ疲れているのかという原因がハッキリとわかると、対策が立てやすくなるはずです。

仕事での行き詰まりやストレス

40代男性において、仕事によるストレスは人生に疲れを感じるもっとも大きな原因でしょう。

厚生労働省が発表した、令和3年度における「労働安全衛生調査（実態調査）」によると、仕事に対して強いストレスを抱えている割合は以下のとおりでした。

	強いストレスを感じている人の割合	抱えるストレスの内容
		仕事量	仕事の質	対人関係	役割・地位
20代	47.6％	38.1％	22.6％	23.2％	15.1％
30代	59.5％	44.9％	35.0％	25.2％	19.8％
40代	53.6％	43.1％	33.6％	25.9％	22.0％
50代	57.4％	44.0％	41.0％	27.7％	15.7％

一見すると、40代は30代・50代と比べてあまりストレスを感じない年代のように感じますが、強いストレスを感じる主な内容の欄を見ると、40代は今の自分の役割や職場内の地位に関することでストレスを感じていることがわかります。

「なぜ自分は昇進・昇給しないのか？」「なぜ自分は不本意な異動をさせられるのか？」

このようなことで仕事でストレスを感じてしまい、人生に疲れていってしまいます。

家庭での負担の大きさ

もちろん人にもよりますが、家庭を持つ40代男性だと、ちょうど子供が中学生や高校生くらいになります。

進学先によってはかなりの学費が必要になるため、なんとか稼がないといけないというプレッシャーがかかることでしょう。

さらにこれも人によりますが、親の介護が発生してくる人も。

このように大変なことが重なると、パートナーとの仲も険悪になってしまうことがあります。

家庭内での負担が増えることで、自分の時間がなくなったり、心に余裕がなくなったりして、次第に人生に疲れていってしまいます。

周囲の人間との比較による劣等感

40代になると、社内で大きく昇進する人や、独立してサラリーマン時代よりも稼ぐ人が、徐々に自分の周りに出てき始めます。

自分も同様に成功していればいいのですが、あまり仕事の功績が立てられていなかったり、うだつが上がらなかったりすると、妬ましく感じてしまうでしょう。

そんな人たちと自分を比較し、劣等感を抱くことによって、「自分の人生って何なんだろう」と思い始めてしまいます。

40代が人生に疲れて絶望したときにやるべきこと

人生に疲れて絶望してしまったとき、やっておくべき（もしくは試してみるべき）ことを7つご紹介します。

どれか1つでもいいので、まずはやってみて、心機一転してみましょう。

人生の目標や自身の価値観を再確認する

人生の目標や自身の価値観を再確認することで、無駄な焦りがなくなります。

上記のことを意識してみて、「なぜ人生に疲れているのか？」ということと合わせてロジカルに考えてみましょう。

今まで抱えていたボヤッとした不安が和らぎ、再びやる気が出てきたり、前向きになれたりします。

趣味に没頭する

趣味に没頭することで、日々感じていたストレスが解消できます。

ストレスの発散のみならず、趣味にはプラスの要素しかありません。

確実に今よりも人生が豊かになるので、今ある趣味に没頭してみてはいかがでしょうか。

副業にチャレンジしてみる

今の人生に疲れて絶望しているなら、今とはまったく違うこととして、副業を始めてみるのも1つの手です。

副業をすることで得られるメリットを以下にまとめました。

ライターやブロガーなどのWeb関連、株式やFXなどの投資関連など、さまざまな副業があります。

副業はすぐに成果が出るものではありませんが、まずは自分が興味のあることから始めてみて、新たな可能性を見つけていきましょう。

ライフスタイルをあらためる

もしかすると、あなたが精神的に疲れてしまっているのは、今のライフスタイルが悪いせいかもしれません。

規則正しい生活リズムを意識し、健康的な体づくりのための運動をすることで、心身ともにポジティブな変化が起こります。

お金もかからず、今日すぐにでも始められるため、ライフスタイルはすぐに見直してみましょう。

人間関係を改善する

人間関係の改善は、ストレスの軽減や人生に対する満足感の向上に繋がります。

ハーバード大学の研究によると、人間関係が良好な人は10年程度長生きすることがわかり、さらに幸福度が高いこともわかりました。

転職や引っ越しでもしない限り、すぐに人間関係を「変える」のは難しいため、「改善」するための方法として、自分の周囲の人に対して以下のことを試してみましょう。

しかし40代にもなると、人への態度を急に改めるのは難しいはず。

ツラい現状を変えられるチャンスを棒に振るか、ツラい状況をそのまま耐えるかを天秤に掛けてみて、どちらが大切なのかを考えてみましょう。

逆に思いっきり仕事に打ち込んで見る

これは本当に逆の発想ですが、思いっきり仕事に打ち込んでみるというのも、現状を打破する1つの手です。

もし仕事が原因で人生に疲れたと感じている場合、そうすることで社内の評価や周囲の人からの評価が変わる可能性があります。

仕事以外に疲れの原因がある場合なら、仕事を一生懸命している時間は悩みの原因を忘れられますし、昇進や昇給に繋がる可能性も。

プラスはあってもマイナスはないため、まずは1週間だけでも全力で仕事に向き合ってみましょう。

自己肯定感を高める

「ツラいときに自己肯定感を上げるなんて無理！」と思われるかもしれませんが、実は自己肯定感を上げるのは簡単なことです。

まず必要なのは、小さな目標設定です。

目標とも言えないくらいの小さな目標でも構いません。

大切なのは、ちゃんと達成できるくらいの小さな目標を自分で立てることです。

立てた目標を実際に達成し、繰り返し小さな成功体験をすることで自己肯定感が高まり、今抱えているストレスに打ち勝つだけの前向きな気持が生まれるでしょう。

40代がどん底から這い上がるための劇薬となる行動4選

先ほど解説した《人生に疲れて絶望したときにやるべきこと》よりも、人生の疲れを吹っ飛ばすための「劇薬」となる行動を4つご紹介します。

とはいえ実践するには気力と労力が必要で、決して簡単なことではありません。

今いる環境をガラッと変える

人生に疲れたときに環境をガラッと変えるのは、「どん底から這い上がるための4つの行動」の中でも1番のパワープレイです。

環境をガラッと変えるためには、以下のことが効果的です。

お金や時間がかかるため、とても大変なことですが、即効性があり否が応でも現状が変わります。

独身で家庭を持っていない人だとしても、転職はハードルが高く、スキルがないとそもそも自分の望む転職先に転職できない場合もあるため、勢いで行動に移すのだけはやめましょう。

プライドを捨てて周囲に頼る

40代になると地位や立場があるため、どうしてもプライドが生まれます。

もし本当にどん底から這い上がりたいと思ったら、そんなプライドは投げ捨て、周囲に助けを求めましょう。

今自分が悩んでいることに対し、力になってくれるような人が必ずいるはずです。

適切な人に頼ることで、新たな解決策や支援が得られるかもしれません。

筋トレを始める

「這い上がるための劇薬と言っていたのに、筋トレ!?」と思う人もいるかも知れませんが、筋トレの効果を侮ってはいけません。

特に男性の場合、体つきが良くなることで自信が生まれるため、悩みがなくなったり気分が前向きになれたりします。

ハードなトレーニングをしてムキムキになる必要はなく、今よりも引き締まった身体になることを目指しましょう。

ジムに行った方が効果的なトレーニングができますが、まずは自宅で手軽にできるトレーニングから始めるのがおすすめです。

ブログを始める

人生を変えたいなら、ブログは本当におすすめの副業です。

なぜ人生を変えるのにブログがおすすめなのか、理由をまとめました。

自分の考え・知識・経験をブログでアウトプットして読者に共有することで、誰かの役に立てるというやりがいも感じられます。

しっかりと収益が出るようになれば、個人事業主として独立も可能です。

まとめ

40代で人生に疲れてしまったときは、まずは何が原因なのかを理解し、その原因への対処が必要です。

ただ呆然としているだけでは、現状は一向に変化しません。

この記事内でご紹介した方法のどれでもいいので、まずは何かを始めてみて、自ら変化を起こしていきましょう。